根管充填剤「ガッタパーチャ」ってご存じだろうか?

以前にも書いたことがありますが、僕は歯には苦労している人の一人です。だって僕が子供の頃は歯ブラシは右左に動かす、起きてからすぐと寝る前に一度歯を磨けでしたから(笑)

さて、僕がお世話になっている歯医者さんは、色々なことを詳しく教えてくれます。これが本当に素晴らしいです!

今何をしているのか?これからどうなるのか?その為にはどうすればよいのか?最悪の状態にならないためにはどうすればよいのか?

今日のお題は、先日お伺いした根管充填剤「ガッタパーチャ」です。

ガッタパーチャとは所謂天然ゴムです。このガッタパーチャはゴルフボールに限らず、かつては電線のカバーにも使われていました。そして今も昔も歯科医療に使われているのです。

天然ゴムを歯科医療の何に使うのか、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。一体どこで使用するのかというと、根管治療の最終段階である根管充填(こんかんじゅうてん)という処置に使います。

ガッタパーチャとは聞きなれない言葉です。戦前の日本の医学はドイツ、戦後はアメリカからの影響を色濃く受けていますが、ガッタパーチャは、英語でもドイツ語でもありませんし、もちろん日本語でもありません。

ガッタパーチャは、マレー語の言葉。マレー語でゴムの木を意味する言葉が、ガッタパーチャなのです。さらに細かく言うと、ガッタパーチャ(gutta percha)は英語読みで、現地ではグッタペルカと読むようです。

マレーシアのゴムの木から採取された樹脂から製造されるため、ガッタパーチャと呼ばれています。

●ガッタパーチャのメリット
170年以上にわたって、根管充填剤にガッタパーチャが使われているのには理由があります。

根管充填剤の条件
①膨張収縮しないこと
②腐敗しないこと
③歯を刺激しないこと
④根管を完全に閉鎖できること
⑤歯を着色しないこと
⑥無菌であること
⑦レントゲンに写ること
⑧生体親和性が高いこと
⑨除去しやすいこと
⑩持続的殺菌力があること

ガッタパーチャのメリットについてですが特筆すべきは生体親和性の高さだそうです。

生体親和性の高さとは、身体に馴染む、肉体に優しいということ。人間の体は、異物に対して拒絶反応を起こすことがありますが、生体親和性が高ければ、拒絶反応も起きにくくなります。

●ガッタパーチャのデメリット
ガッタパーチャのデメリットは、この殺菌力がないという点くらいであり、ガッタパーチャを上回る特長を持つ根管充填剤はまだありません

「ガッタパーチャを上回る特長を持つ根管充填剤はまだない」と言えますので、170年以上にわたって使われ続けるのも納得できるという事だそうです。

という事で、今僕の歯にはガッタパーチャが入っております(^^♪

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